Retriever Association of Japan
ガンドッグとは・・・
イギリスやヨーロッパでは社交の場として猟が存在します。
特にイギリスでの猟の文化は日本と大きく異なり、毎年猟期を迎えるために、【Game Keeper】という若い世代にも馴染みがある職種の人たちによりキジやうずらやカモを繁殖し、私有地である猟場に放鳥し1年通してお世話と管理をします。
【Game Keeper】になるための勉強をする学校も存在します。
また猟場で鳥を撃つことをする【Guns】は猟場での容姿はツイードのスーツやネクタイを身につけて、獲物を闇雲に撃つのではなく、【Shooting】というスポーツ精神を全うし、空高く飛ぶ獲物のみを撃ちます。そして無駄にならない数のみ管理された上で撃ち落とすことができて、撃ち落とされた獲物はその晩の晩餐会で出されたり、お肉屋さんに卸される仕組みがしっかりと出来上がっています。
猟場では【Guns】が満足した1日を送るために【Game Keeper】だけでなく、撃ち落とされた鳥を一羽も無駄なく回収するために【Pickers Up】という役目を任された人たちが召集されます。
それがレトリバーはじめ、ガンドッググループに所属する犬種を飼い、回収作業を愛犬たちと楽しむ我々の役目です。
効率よく、無駄なく意欲的に回収するレトリバーたちが望まれます。猟場で活躍するためにその能力を審査するドッグスポーツが【Field Trial】や【Working Test】なのです。
【猟】とはいえ、様々な役割を持った人々が集まることにより成り立つものであり、そんな文化を楽しむためにアメリカやヨーロッパ各地からプライベートジェットに乗ってイギリスに訪れる方もいると言います。また大きな会社を運営している方が、イギリスの地方に猟場を持つというのも今現在でもあり得ることです。会社の取引先との社交場に猟場を利用します。
【猟の文化】や【猟場を支える仕事に欠かせないレトリバーたち】これはイギリスの代表する文化の一つとして欠かせないでしょう。
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